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衰えた体力を考慮して 3時間程度の山行で、且つこの季節でも見ものがある山は?・・と、過去の山行記をチェックし、既に4回訪ねた奥秩父南部の「升形山」(下記)を前回同様、「黒富士登山口」から訪ねることにしたが見晴らしのない「黒富士」は体力に余力あれば・・のオプションコースに設定し、月曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  2時間41
難易度: + + + +

2005.4 曲岳  北の観音崎大野山林道から
2012.8 升形山 南の平見城公民館から
2012.1010 升形山2 東のマウンドピア黒平から
2019.11.12 升形山3 北の観音崎大野山林道から

 

330分、出発。

中央高速を利用し、55分に「双葉スマートIC」を降りると残距離は22km。
県道25101を使って北へ1200m以上高度を上げて「観音峠」で方向を東に変え、「観音峠大野山林道」で道なりに3kmほど東進し、林道を跳ねて横切る小鹿を見送って「黒富士登山口」標識の立つ空き地に駐車すると気温は12度。

 

558分、広場から窪地沿いに南へ出発。
ヤマボウシが赤い実をつけていたので採って味わいながらピンクテープを辿り、緩く南へ登っていく。

途中、微かな流水を渡る。

 

617分、「八丁峠」に到着すると南の木立越しに富士山。
「曲岳→」標識に従い西へ進む。

300mほど先の高みに上ると前方に2つのピーク。奥が「曲岳」らしい。緩いアップダウンで徐々に西へ高度を上げていく。

 

倒木に形よく生えたキノコ。
(
一見、キノボリイグチに見えたがスギタケらしい。)

640分、次のピークは北側を巻いて通過すると前方に尖った曲岳が姿を現して高度差約80mの上りが始まった。

 

648分、急斜面に岩肌が見られるようになり、山頂への残高度30m辺りからは急坂。

手がかりが少ない急坂手前からはザックをデポして上ることにすると・・
妻がここで待つというので私だけが空荷で山頂を目指す。

山頂手前の 南に視界が得られる見晴ポイントへ到着。

南遥かに富士山が望めたが・・
富士山手前に雲海が広がり始めていた。

 

658分、「曲岳1642.8m」に到着。周囲の木立で見晴らしは得られず即、下山を開始。

15分ほどで急坂を下り、あとは気楽に下山を続行すると・・ピーク越しの朝日が光芒を見せたので喜んでカメラに収める。

 

740分、「八丁峠」へ戻り、「黒富士→」標識に従い東へ進む。

260mほど先の「←升形山」「黒富士→」標識の三分岐は左の高度差70mほどの升形山を目指す。

山頂に近づくと山頂は岩塊の上。

 

81分、「升形山1650m」へ上ると南の黒富士先に富士山。

山頂北側は切れ落ちていて怖い。

 

北西に「八ヶ岳」、北東には「金峰山と瑞牆山」が分かりやすい山体を見せた。

今日の行程は十分楽しめたので、南約600m先の黒富士へは足を延ばさず戻ることにし、10分ほどの滞留で下山を開始。

 

822分、「黒富士分岐」に戻るとマムシグサが秋らしい色を見せた。「八丁峠」に戻って北へ下ると食茸らしいキノコが群生していたが撮るだけにする。

839分、車に戻って帰路に就く。

1130分、無事帰宅。