台風20号の通過後、秋の気配が感じられた日もあったが、すぐに暑さがぶり返したので・・・・、
標高が高く、涼しく歩けそうな「霧ヶ峰」山行計画を立てたが、出発当日の早朝、念のために現地の天気予報を確認すると・・、「
風または雨が強く、登山に適していない」評価に変わっていたのでビックリ!!

‥・・急遽、対象を八ヶ岳・東山麓にある「飯盛山」に変え、コースは11年前に計画して実行しなかった周回コースで歩くことにした。

 

所要時間: 2時間56 
(
うち、10分は「しし岩」見物時間)

難度 易++▼++難

 

3時、カーナビの目的地を「霧ヶ峰」から「飯盛山」にセットし直し、出発。

中央高速を利用し、5時に「長坂IC」を降りると残距離は20km

県道32を約3.5km東進し、国道141に左折してJR小海線「清里駅」先のJP鉄道最高点まで北上して南へ3kmほど折返し、「野辺山高原・平沢峠」標識のある大駐車場に車を入れる。

この駐車場は八ヶ岳の好展望地の筈だが、周りはガスに包まれていた。 
気温は20度で好条件だが、残念ながら曇り空。

535分、出発。

 

車道を南へ緩く下っていく。

道脇にはマツヨイグサ、オンタデ、フウロ、マツムシソウ、ボタンズル、ヨツバヒヨドリが花を見せた。(フウロは帰宅後の調べで「アサマフウロ」と推定。)

1kmほど先に左山腹へ「←飯盛山」標識の山道があったが今回はこれは見送り、方向を東に変え、車道を道なりに先へ下る。

 

6時、駐車場から約1.7km先の急カーブ地点で左へ分岐する簡易舗装路が鎖ゲートで閉鎖されていたが、GPSで飯盛山への道と確認してこれへ進む。

簡易舗装路は砂利林道に変わり、木立の中を緩く上る。

山側には平沢牧場の柵らしい鉄網が続く。 林内に数種のキノコが見られた。

 

624分、1.2kmほど先の小広場に着くと東屋のある四差路。(西への山道には「千ヶ滝→」標識。)

←飯盛山1km」標識に従って牛の出入防止柵を抜け、山頂への山道に進む。

標高1500m辺りからガスが濃くなり、道脇に花が増え始め、中でもマツムシソウが多い。

シモツケ

シモツケソウ

マツムシソウ

 

7時、標高1610mまで上ると、広場に三叉路標識。 ガスの中、山頂から女性登山者が下りてきて交差。残高度30mの山頂を目指す。

76分、「飯盛山1643m」の山頂に着いたがガスで真っ白。 西に見える筈の八ヶ岳を期待して暫くガスの動きを待ったが見込みが無さそうので・・・、

 

713分、下山開始。

5分ほどで三分岐へ戻り、ザックを下して小休止。 周囲の草叢に目をやると・・・、

キンミズヒキ、フシグロセンノウ、ユウガギク?、アキノキリンソウ、ハナイカリが花を見せた。

下山を再開するとこのコースにはマツムシソウが目立つ。

 

 

738分、「平沢山」を巻く辺りで上空に一部青空が覗いたが、すぐに真っ白。

標高1630m辺りから尾根沿いの東斜面の林を斜行して下る。

811分、駐車場に戻る。

時間が早いので、駐車場に隣接して柵で囲まれた「しし岩」を訪ねることにする。

 

815、「しし岩」へ上ると東の「川上村」の先に5年前に訪ねた「男山」8年前に上った「天狗山」が望めたが・・、西の「八ヶ岳」は相変わらずガスの中。

821分、車に戻ると気温は相変わらずの20度。 往路で帰路に就く。

1050分、無事帰宅すると、気温は34度になっていた。

 

飯盛山で出合った花々

ボタンズル

アキノキリンソウ

シシウド?

 

?

ウメバチソウ

ノアザミ

オンタデ

オミナエシ

ヤマホタルブクロ

 

   飯盛山4