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10年前、マロン連れで瑞牆山を訪ねる計画中、「バリエーション ハイキング (松浦隆康著)」本で、「不思議な文様を見て岩峰群の基部をたどる」の謳い文句で「カンマンボロンから瑞牆山」コースのあることを知り、
大日如来」を意味する梵字が彫られているというカンマンボロン岩を、一見したいと考えたが・・、犬連れでは難しそうなコースらしいと、標準コースでの山行になった、が・・・、マロンが逝き、私たちの体力低下も始まったので、行くなら今だと、火曜日の出発を決めた。

◇所要時間: 6時間15

◇難度: 易+++▼+難

上りコースは「パノラマコース」と呼ばれるらしいのですが、標識が少ないうえ、コースも険しいので、山歩きに不慣れな人には勧められないコースでした。

 

2時、出発。

中央高速を利用し、355分に「須玉IC」を下りると残距離は25km

県道60123610で北上し、瑞牆湖先の「ラジュウム鉱泉みずがきランド」近くで本谷釜瀬林道へ移って東進し、「みずがき自然公園」方向を目指す。

天鳥川」をコンクリート橋で渡った先のカラマツ林に「瑞牆の森 遊歩道」案内看板を見つけ、その前の空き地に駐車。 気温は11度で無風快晴。

450分、「遊歩道」看板に、「カンマンボロン」の位置は記されていたが・・、

 

そこへのコースが記されていないので、先行者のHPの踏跡を採録してきたGPSに従い、唐松林に進むとクリンソウが1株。

入り組んだ遊歩道には驚かされたが、結局は 天鳥川に近づきつつ、高度を上げれば、いずれの道でもよかったらしい。

沢音を聞きながら、山腹の踏跡を辿り・・

56分、北から天鳥川に合流する支沢に沿って、窪地地形を北に緩く上り始めた。

標高1660mを越すと、勾配がきつくなった。正面左に岩峰が見える。

 

標高1690mあたりで窪地から右の岩尾根に向かうと、・・・・岩塊に「←グリーンロッジ 瑞牆山→」表示板。

この先も白やピンクテープがコースをガイドしてくれる。

 

533分、窪地上を横切って左の岩壁に近づきながら東に回り込み、フト、GPSを見ると・・「カンマンボロン地点」を通過していた!!!

往路を僅かに戻り、岩壁を見上げると、岩壁上の割れ目に大岩!!

カンマンボロンの文字はあの下にある筈と、それを目指し、踏跡を探して20mほどを上る。

541分、ガイド書に書かれていた岩の隙間を見つけ、この隙間を通過すると・・・、

 

頭上に「カンマンボロン!!!

自然の悪戯で浸食されたものだろうが、いかにも文字列に見えるのが面白い。

「山と渓谷」社のHPに依ると

 麓の増富小学校のHP
瑞牆山中の岩峰の中に、洞ヶ岩という洞窟のある岩峰があります。この洞窟・・・の奥に約7メートルの花崗岩の岩盤があり、これに梵字が刻まれ・・・『カンマンボロン』と読むといわれ・・・大日如来・不動明王の意であるといわれています。昔、弘法大師が・・・ここを霊場とし梵字を刻まれました。しかし霊場とするには、八百八谷を要したが・・谷数が不足するためこの地を去っていきました。今も山中に大日岩があり、その背後に不動明王をお祭りしています。
 
と解説されているとのこと。        

554分、「瑞牆山」目指して登山再開。

 

岩の隙間を抜け出て、岩壁沿いに先へ進もうとすると、行き止まりで戻り、高度を下げ、大ブナの下5m辺りでコースに復帰。

暫くは露岩の山斜面を等高線で進む。

69分、岩の多い西斜面を上って尾根先を左に回り込むと、俄然、花を付けたシャクナゲが増えた。

標高1760mを越す辺りで次の沢の右岸を北に上り、大岩の間を上っていく。

 

 

650分、窪地の上を右に回り込む地点の左岩壁に又、「←グリーンロッジ黒森 みずがき山→」標識板が埋め込まれていた。小休止後、先の樹林帯へ緩く上っていく。

73分、標高1990m辺りの大岩の間へ上りつくと、

 

 

78分、正面にザレ場。 直登させられるのかとギョッとしたが、進路はこれの左に付けられていた。

南の幅狭の大岩壁の間に霞んだ「富士山!!
更に東へ上っていく。

720分、倒木、木の根、岩の窪地を唯々、上る。

 

728分、大岩壁の南壁沿いに上っていく。

前方から朝日を受けた岩場に花を付けたイワカガミ。

738分、虎ロープを潜って、コースに合流して一安心。

 

一般コースに合流したので、楽になるものと思ったが・・・、大岩ゴロゴロ帯が続き、苦労して上っていく。
 (
楽なコースが樹林帯内に付けられていたのに気がつかず)

85分、大岩の鎖場を通過。

87分、山頂の北側に回り込み、岩場は梯子で上る。

 

89分、「瑞牆山2230m」へ到着。

先着の若い二人組女性に記念写真のシャッターを押してもらう。

南に見える富士山は早くも春霞に霞んでいた。

眼下に有名な「大ヤスリ岩」、西に「八ヶ岳」、北東近くに「小川山」、南東に五畳岩をみせる「金峰山」。

 

 

825分、下山開始。

850分、「カンマンボロン」からの合流点を通過。この横の大岩が「大ヤスリ岩?」。

コースを探しながら、唯々下る。さすがに百名山だけあって、登山者が次々と上ってくる。

 

930分、「桃太郎岩」横を通過。

932分、「天鳥川」まで下り、河原で小休止後、

50mほど高度を上げて尾根へ上り、「富士見平小屋→」標識に従う。

 

105分、「富士見平小屋」横を通過し、「瑞牆山荘→」標識に従い、南へ下る。

標高1760mの三分岐の「瑞牆自然公園→」標識に従い、北への小道に進むと、四駆車が駐車している砂利林道に降り立った。小休止後、この「みずがき林道」を緩く下っていく。

 

1030分、林道のカーブ地点の「←みずがき林道」標識に従い、北への山道に進む。

三つ葉ツツジ?が多くの花を見せた。

登山者の少なそうなフカフカの山道を気持ちよく下る。

北の木立越しに瑞牆山の大岩壁が見える。

標高1570mあたりで尾根先を右に下る。ミズナラに混じり、白樺も新緑を見せた。

1057分、標高1540m辺りの尾根先端に「←みずがき林道」「芝生広場→」標識の三叉路。右へ下る。

 

117分、「天鳥川」に架けられた腐食の進んだ木橋をこわごわ渡る。

1114分、車に戻る。車は3台。

 

145分、無事帰宅。

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