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八ヶ岳の東に位置する「御座山」は13年前に北からの「白岩コースで、
4年前には南からの「栗生コース
で上っているので、今回は西からの「山口コース」を使ってみようと、ネットで山行記録を調べると・・

この「山口コース」を使った人の記録はあまりに少なかったので、体力低下の私たちには安全が第一だと、4年前にマロン連れで上った「栗生コース」を今回は妻と上ることにした。

◇所要時間: 4時間42
◇難度: 易+++▼+難

(2ヶ所の鎖場は足場がしっかりしており、左程の危険は感じずに通過できました。)

 

230分、出発。

中央高速道を利用し、427分に「長坂IC」を降りると残距離は42km

県道28〜国道141で北上し、「八ヶ岳高原線」先を右折して県道2に合流・右折。 南相木村の三叉路は「御座山登山道入口0.2km」標識に従い県道472へ進み、あとは「相木渓谷・御座山登山入口→」標識に従ってカーナビに表示されない林道へ直進。

526分、「栗生登山口・御座山登山道入口」標識の立つ林道終点に駐車。気温は10度で薄曇り。 現地の標高は1420m

 


5
35分、大石のゴロつく涸れ沢横の道で出発したが、100mほど先で草道に変わる。

「唐沢」右岸の森を緩く上っていくと多くの「アキノキリンソウ」が黄花を見せた。

一定勾配の山道を上り、標高1600m辺りで小休止。

 

621分、標高1700m辺りで 露岩上から僅かな水流程度の「不動の滝」前を通過し、滝の右を巻いて高度を上げていく。

標高1900m辺りから林床に苔が見られるようになり、キノコが姿を見せ始めた。

標高1950m辺りでザックを下して小休止。

 

 

715分、標高1970m辺りの木の幹に「山頂まで500m」標識。

標高2000mまで上ると急斜面の岩場に鎖場が始まった。

一面に張った木の根にも頼って上る。

5分ほど上ると途中、南が開けた踊り場のような空き地があり・・。

 

南遥かに「金峰山」や「北奥千丈岳」が望めた。

岩場は更に上へ続くが、手を使わずに上れるようになり・・

 

コメツガ林に入って右上のピークを目指す。

733分、標高2055m位のピークの「石祠」前で小休止。 

その先に進むと、左前方上に岩峰の「御座山」が姿を現した。

 

この先は岩の急坂をロープに頼って下る。

(下りきった地点へ北から、「山口コース」が合流していたが踏跡は薄く、あまり使われていないように見えた。)

ここから「御座山」への最後の上りが始まる。

 


8
2分、標高2100mの「避難小屋」前を西に進み、森を抜け出すと山頂の岩稜帯の付け根に飛び出した。

岩稜帯に色の濃いホタルブクロ、黄色の鮮やかなイワインチンが花を見せたので、カメラに収め・・・

 

15m程の岩稜の先端、70m辺りに見える「御座山の山頂標識」目指し、岩塊帯の右側から先端を目指す。

816分、「御座山2112m」標識地点に到着。

360度の視界だが、曇天のため、西の雲の上に「八ヶ岳」の山頂だけが僅かに見え・・

 

南近くには以前訪ねた「天狗山と男山が特徴的な姿を見せた。

安定した場所に移り、展望を楽しむ。

823分、下山開始。 5分ほどで「避難小屋」経由で下山続行。

鎖場を上り、石祠で小休止していると、1人登山者が上ってきて交差。

 

 

855分、長い鎖場を慎重に下り終えると・・・
後はただただ、下るだけ。

938分、「不動の滝」で小休止していると、薄日が差し始めた。

1017分、車に戻る。

1310分、無事帰宅。

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