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今年最後の山行なので、交通渋滞や、雪や路面凍結の恐れがなく、見ものがあり、且つ、短時間で戻れそうな山は?・・と、厳しい基準で手持ち候補の山を物色し・・・ |
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◇所要時間: 2時間15分 ◇難度(犬として): 易+▼+++難 ◇マロンの日記: 面白い体験をさせてあげると、「太刀割石」に上げられましたが、バチが当たるのではないかと・・心配でした。 |
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3時50分、出発。 首都高経由で常磐自動車道に抜け、6時8分に「日立北IC」を下りると残距離は20km。 県道10を2kmほど北進し、左折して「十王ダム」を通過し、県道60を12kmほど西進し、「竪破山5.2km→」標識のヘアピンカーブを右折して山へ上っていく。 山奥の集落を抜け、黒坂林道先の「一ノ鳥居」前を左折し、細い砂利林道を500mほど進んで広い駐車場に到着。 |
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6時53分、広場の「案内図」に従い、森へ進むと右の山道へガイドされ、願い事がかなうと言う「後生車」前を通過。 更に200m進むと、大岩上に不動明王が祀られた「不動石」。 |
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その先に「烏帽子石」。 説明板には 義家のかぶっていた烏帽子に似ているからとのこと。 すぐ先の「手形石」はどこに手形が・・?? 次の窪地の 畳を積み重ねたように見えるらしい石が「畳石」とのこと。 擬木階段で先へ上っていくと勾配が緩む。 |
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7時26分、左下のアヅマヤ横に日照りの時に雨乞いをしたという「弁天池」。 150mほど先に進むと三分岐。 |
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70mほど先の広場に「釈迦堂」。 掲示されていた「竪破山黒前神社由来」には ・・・山上には常陸風土記にいう黒坂命を祀る黒前神社があり、山中には七奇石三瀑の名勝がある。 黒坂命・・は東夷征討の武将として奥羽遠征の帰路、この山にて客死し、よって山上に命の霊を祭り・・・。七奇石は「烏帽子石」「畳石」「甲石」「舟石」「胎内石」「神楽石」「太刀割石」で 太刀割石は・・昔、八幡太郎義家が神授の刀にて巨石を割ったという伝説から山名にしたという・・(以下略)。黒前神社奉賛会。 と記されていた。 |
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境内には 大石を刳り貫き、内部に薬師如来を祀っているという「甲石」と 舟の形をした「舟石」が並んでいた。 釈迦堂横の184段という石階段を上る。 |
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7時38分、山頂の「黒前神社」を参拝し、山頂東に100mほど進むと「竪破山653.8m」標識横に螺旋階段の「展望塔」と「二等三角点」。 展望塔に上ると・・、東に「土岳」、南に「神峰山」「高鈴山」「筑波山」「加波山」、西に「八溝山」が見え、南西に微かに「富士山」も望めた。 |
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山頂の「胎内岩→」標識に従い、南斜面を高度差で30mほど下っていくと、大岩下の穴に「胎内岩」標識。 設置されていた胎内石のイワレ説明文を読んだが、意味不明。往路を戻る。 8時1分、黒前神社へ戻り、石階段を下り、「仁王門」の上の三分岐は直進して、次の「太刀割石」を目指す。 |
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8時11分、期待の「太刀割石」を見物。 破断面の直径は6〜7mで意外に大きかった。 (帰宅後、この石の生成プロセスを推理したHPを見つけ、興味深く読ませて頂いた) 岩にマロンを乗せてカメラを納め、先に進む。300mほど先で「軍配石」前を通過。 |
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8時30分、「神楽石」に立ち寄り、先に進む。 8時35分、峠地形の三叉路の「奈々久良滝300m→」標識に従い、杉林を北に下る。 杉林を抜け出ると右斜面に「奈々久良滝」。 森を外れた草地の崖斜面を2〜3段で優しく流れる、解放的で、明るい雰囲気の滝だった。 「←駐車場まで1300m」標識に従い、往路を上り、6分ほどで三分岐を通過して杉林を先へ下り、砂利林道の終点広場に出て、更に砂利林道を下る。 9時8分、車に戻り、帰路に着く。 首都高速で事故渋滞に巻き込まれたが、13時10分に無事帰宅し、今年41回の山行を終えた。 |
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