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昨年・5月末に訪ねた山中湖畔の「鉄砲木ノ頭」から北へ伸びる尾根先の「火燃峠」で今年も「サンショウバラ」の開花が始まったとの山行記に気づき、即、金曜日の出発を決めた。

コースは前回同様、右回りコースで訪ねることにした。

◇所要時間:  3時間16
難易度: + + + +

過去の「鉄砲木ノ頭」山行記録鉄砲木ノ頭@ 2019.10.1
鉄砲木ノ頭A 2022.6.16
鉄砲木ノ頭B 2024.5.30

 

250分、出発。

一般道を利用して 淵野辺〜国道16〜橋本五差路経由で「道志みち」へ繋ぎ、「山中湖」湖畔まで西進・左折して50m先も左折し、約5km先の「三国峠無料P」へ到着するとバイクの青年が出発準備中。  気温は12度。
         <現地の標高=1170m>

456分、駐車場・東の「鉄砲木ノ頭・登山口→」から北への登山道へ出発。

 

 

 

抉れた登山道に「ベニバナニシキウツギ」の落花が堆積。「←新道」標識に従い、高度差約130mのスコリア丘を上っていくといつの間にか、バイク青年が先行。

520分、「鉄砲木ノ頭」へ到着。先着青年にシヤッターを頼んで記録写真。晴天ながら「富士山頂」は雲の中。「火燃峠」目指して北東への尾根筋で緩く下っていく。

 

 

林床には「バイケイソウ」が群生し、コース脇にはマムシグサがポッポッ。山頂から緩く下って上り返すと・

800mほど先で尾根筋が北に変わるが尾根道を北進。白花をつけた「ツクバネウツギ」が増え・・

 

 

林床一面に「ツクバネウツギ」の白花。

木の間越しに強い朝日が差し込み始めた。

 

 

6時6分、尾根と進路が右へ90度ほど曲がった地点に白テープ。テープ先の「火燃峰」を通過し、更に300mほど先へ緩く下っていくと・

立木先に芝生広場。 斜面を下って高圧鉄塔・台座のある広場へ降りると・・

 

 

6時16分、広場のサンショウバラの木の半数ほどに朝日を受けた「サンショウバラの花」。

地面に落花が見当たらないので花期を迎えたばかりの様子。

 

 

Wikipediaに依れば・・「サンショウバラ」の分布域は 神奈川・山梨・静岡県にまたがる富士・箱根地区の狭い範囲に限られ、

花の寿命は1日から2日とのこと。
花横には多くの蕾が開花の時を待っている。

 

 

これは今朝、開花したばかりの様子。

635分、撮影に満足して尾根先を回り、下の林道終点広場へ下って帰路に就く。

 

 

道なりで戻るコース脇には早くも「キノコ」。大型カメラで何かを狙っている人に出会い「何を?」と尋ねると鳥狙いとのことで・・

聞こえている啼き声は「オオルリ」だと教えてくれた。1.1kmほど林道を戻った地点で大崩壊の補修跡地の上を通過。

 

 

コース脇に白い花 ?→帰宅後、<Googleレンズ>で調べると・・「ノイバラ」と回答

林道わきの苔むした石垣上から「ハンショウズル」が花を見せた。

 

 

新緑の中に「ヤマツツジ」の朱色が映える。

林道が沢地形を横切る地点に大きな堰堤。地形図を見ると、降雨時にはかなりの水量が集まりそうな地形。

 

 

その先の林道が尾根地形を横切る地点でケーブル設備現場を通過。

その先の沢筋横断地点で二つ目の堰前を通過。地形維持には随分、費用がかかる様子。

 

 

(前山では「ヤマカガシ」に出会ったが)

今回は日光浴中の「シマヘビ」と遭遇。

林道始点のゲートを通過し 8時12分、車に戻り帰路に就き、1030分には無事帰宅。