https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1873683.html
|
|
|
|
10年前のこの季節、愛犬連れで長野県の「五郎山」下山の折、雪か羽虫のようなものに一面に取り囲まれ・・?? 帰宅後の調べで 柳が雪のように種を散らすこの様を「柳絮(りゅうじょ」」と呼び、中国では「柳絮は北京の風物詩」とも言う と書かれていたのを思い出し、久しぶりに「五郎山」を再々訪してみることにした。 ◇所要時間: 4時間52分 (現地の朝の気温は3度と低く、柳絮は見られなかった。) |
|
2時、出発。 中央高速を利用し、3時40分に「長坂IC」を降りると残距離は42km。 梓川の橋袂の「町田市市民自然休暇村3km→」標識に従い、右折して「休暇村」に進み、カーナビに表示されない砂利林道で「幻の滝」を目指したが・・ 5時10分、草道林道へ出発。 |
|
|
500m先の「幻の滝」分岐の「五郎山→」標識に従い、林道を緩く上る。 5時37分、「五郎山登山口<標高約1730m>」に到着し、新緑が始まった山腹を直登に近い九十九折りで高度を上げていく。 標高1850m辺りまで上るとトウゴクミツバツツジが花を見せ、標高1870m辺りから露岩帯を登るようになった。 |
|
|
標高約2000mで主尾根へ上りあげ、西側から樹林帯を上る。 6時50分、岩のゴロツク森を抜け出し、標石の立つ岩に上ると視界が開け、南西に「小川山」が大きく、南に「国師ヶ岳」、その右に「金峰山」、西には残雪の「八ヶ岳」、その手前に「川上村」の白いマルチが張られた畑地が見下ろせた。 |
|
|
まだ姿を見せない「五郎山」目指し、慎重に岩塊上を東へ辿る。 6時55分、「マキヨセの頭」を通過。 山名辞典には・・五郎山とは゛ごろ゛つまり、岩がごつごつ、またごろごろしていることからの命名。と記されていたが、この「五郎山」も岩の山からの命名らしい。 |
|
|
7時2分、急坂を下って「P2」の岩壁左下へ回り込み、岩壁沿いに進む。 7時17分、左前方に大岩壁の「五郎山」が姿を見せた。 ロープの急坂を下って岩壁下へ近づく。 |
|
|
赤テープに従い、五郎山の大岩壁へ緩く高度を上げながら近づく。 振り返ると、「P2」が岩峰らしい姿を見せた。 岩壁沿いの赤テープに従い、東へ緩く上っていく。 右下は切れ落ちた絶壁とわかっているので覗いてみようという気は起こらない。 7時28分、大岩壁の東へ回り込んだ辺りで、左に90度向きを変え、山腹沿い斜面を30mほど北進し、いくらか足場の良くなった山腹を赤テープに従って左90度折返し、山頂を目指す。 7時34分、快晴の青空の下、朝日の当たる静かな「五郎山2132m」に到着。 北は密生した針葉樹林で視界が遮られているが・・ |
|
|
南東の「三方山」の右に「甲武信ヶ岳」が僅かに山頂を見せた。 13分ほど滞留で往路で下山開始。 8時19分、「P2」の岩壁下を通過。 8時28分、「マキヨセノ頭」通過。 8時35分、岩の「展望台」地点を通過して針葉樹林の森へ下る。 |
|
|
9時20分、「登山口」まで下ってムスビ休憩。 下山を再開すると林道に小鹿の糞が見られた。 9時45分、「幻の滝」分岐に着き、滝を見に行く。 130mほど先の新緑の中に「幻の滝」。 今回は季節が早すぎたらしく、「柳絮」を付けた柳は見当たらず、滝をカメラに収めて往路を戻る。 10時2分、車に戻る。 13時、無事帰宅。 |
|