9年前のこの季節、群馬県の「熊鷹山」山頂で朱色、ピンク、紫紅色のツツジが眺められたのを思い出し、今年の咲き具合をネットで調べると・・・

今年は花期が早い上、花付きも一段良いらしく、既にヤマツツジも競演に参加していることを知り、急遽、金曜日の出発を決めた。

 

所要時間: 4時間16

難度 易++▼++難

スタート地点に行くには、カーナビに表示されない荒れ気味の砂利林道を3kmほども上っていかねばならないので、
熊鷹山を訪ねるには、私たちが12年前に歩いた根本山経由のコースを採る方が望ましいと思いました。

 

3時、出発。

首都高経由で東北自動車道に進み、岩舟JCTで北関東自動車道に移り、434分に「佐野田沼IC」を降りる。 目的地への残距離は最後の林道がカーナビに表示されないので不明。

県道20119kmほど北上し、「作原集落」の三叉路を左折して舗装林道を北上し、砂利林道を更に3kmほど小戸川沿いに上っていき、林道終点に到着。

気温は4度で寒い。(出発地点の標高は約550m)

527分、水量が多い小戸沢の上流に向かい、出発。

 

山道に散っていた紫の花は藤らしい。

200m程先で腐った木橋を慎重に渡る。その先の木橋は隙間や不定形踏面の造りで、恐々通過。

標高約650mで「仙の滝」横を、その先で「11本の杉」看板の立つ大杉横を通過

553分、標高約700mまで上り・・、

 

コースの左斜面に「←丸岩岳」標識を見つけ、今日は時計回りすることにし、幅広窪地地形で赤テープ探しながら上る。

標高770m辺りで赤テープを見失ったが、前回の知見で右尾根にコースがあると分かっているので、急斜面を強引に上る。

617分、尾根に上って先へ進むと尾根幅が広がり始めた。

 

640分、標高約945mで方向を西にかえて幅広尾根を緩く上り、標高1060m辺りの峠地形で石祠横を通過。

716分、「丸岩岳1127m」の山頂で北に方向を変え、緩く下る。

気持ちの良い尾根を進む。

林床に白と紫紅色の落花が見られるが、頭上に花は見当たらない。

 

746分、痩せ尾根になり、露岩が増え始めると頭上にも朱色と紫紅色の花。

751分、左から「不死熊橋」からの道が合流。 「熊鷹山」が正面に見える。

753分、倒れかけた鳥居を潜ると「熊鷹山」への最後の上り。

木立のトンネルのような道を上っていく。

 

759分、「熊鷹山1168.7m」に到着。

見晴らし台に上ると、北に「男体山と残雪で真っ白な白根山

シロヤシオは最盛期で山ツツジは晩期。トウゴクミツバ躑躅は殆どが落花状態。

3色の躑躅の競演を撮りたかったのだが、1週間ほど時期を失した模様。

 

 

817分、下山開始。

山頂下の古鳥居横の「←作原(小戸)標識に従い、南へ下って下草のない窪地地形先は沢筋を下ると徐々に流水が始まった。

標高850m辺りで山葵田の下を通過。

標高730m辺りまで下り、木橋で沢を渡る。

 

917分、沢横でムスビを食べながら小休止。沢横にはウツギが真っ白な花を見せた。

先へ下り、上ってきた壮年の5人組登山者と挨拶して交差。

943分、車に戻る。

13時、無事帰宅。

 

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