https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1739868.html

2月は、南房総で「蕗の薹」熱海梅園では「梅花」南伊豆で「河津桜」と、季節の見ものと絡めたの里山山行を楽しめたので 次は・・??と、里山に咲く花情報に注意していると・・

11年前に訪ねた山梨県の「小倉山」で「座禅草」開花との情報をキャッチしたので即、晴天予報の日曜日の出発を決めた。

 

 

所要時間: 2時間18m

難度 易++▼++難

(11年前は317日の山行でザゼンソウが撮影できましたが、今年は花期が早いらしく、既に頃合いの生育状態でした。)

 

430分、出発。

中央高速を利用し、546分に「勝沼IC」を降りると残距離は14km

甲府盆地の北を走る「フルーツライン(東山東部広域農道)」で北上し、約9km先の「玉宮交差点」で県道207に合流。

更に4kmほど北上すると、「玉宮ざぜんそう公園→」看板が駐車場をガイド。
30
台ほどの無料の市営駐車場一番乗り。 気温は-1度で快晴。

622分、出発。橋先の檜林へ向かう。

 

250m先で檜林へ入ると、「竹森のザゼンソウ」看板があり、 
 ザゼンソウはサトイモ科の多年草で山中の湿地帯に自生します。竹森の群生は本州の南限地とされており、山梨県の天然記念物に指定されています。・・(中略・・開花時に発熱し、自ら周囲の積雪を解かすため、早春にいち早く見ることができます。 甲州市)  との解説文。

 

園地は電気柵で囲われていたので、コードを脱着してザゼンソウ園地へ入る。 森の中はまだ薄暗く、ザゼンソウに出合えるか心配しながら木道を進む・・・と・・そこ、ここに ザゼンソウ!!  が、解説板に書かれたように仏炎苞という覆いの中に小さい花を密集して咲く姿を見せた。
 昨日、自宅でテストの 「カメラをステッキ先端に取り付け、接写レンズ+タイマー方式」で ザゼンソウを撮影。

 

園地は檜林を流れる水流の上下2か所に分かれ、電気柵で囲われた湿地帯。

 

 

650分、ザゼンソウ撮影に満足して「小倉山」を目指し先へ上ると・・、鹿が白い尻毛を見せて右斜面へ駆け上がっていった。

75分、正面の尾根へ上り着くと東の尾根上から朝日。

標識に従い、右の「小倉山」を目指して檜林を上る。

 

714分、「小倉山955m」に着き、展望台へ上ると・・・
南西に視界が得られ、西に雪の南アルプスの山々が続き・・

 

南の木立越しに富士山。 小休止後、「上条峠」を目指し、往路を戻る。

730分、朝の三分岐へ戻り、「上条峠・尾根道コース→」標識に従い、996mポイント」へ約100mの上り。

50mほど高度を上げると露岩の上りになった。細長い尾根を北東へ辿る。

 

753分、996mポイント」に手書きの「上条山」山名板がついていた。

東に大菩薩連嶺を見ながら落葉した自然林を下り、途中、小ピークを通過し、更に下りを継続。

810分、標高約900mの「上条峠分岐」は「←平沢集落」標識に従う。

コースに落ち葉が堆積し、コースが不明確になり、赤テープを探しながら下る。

 

824分、標高790mの三分岐は「←ザゼンソウ・船宮神社」標識に従い、左へ進み、沢を木橋で渡り、沢沿いに下る。

コース左の太陽光パネル横を下り、その先の2分岐地点は「←玉宮・ザゼンソウ公園」標識に従い、「沢歩きコース」に下る。

839分、朝の往路に合流し、車を目指す。

 

840分、駐車場に戻ると、車は5台に増え、これから出発する登山者がいた。  

往路を逆行して帰路に就き、 1040分、無事帰宅。

 

    小倉山3へ