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岩場でも果敢に挑む「鳥猟犬種マロン」でもこの山頂岩峰はムリと判断し、万年候補にしていた群馬県の「岩櫃山」を好天予報の出された木曜日に、今は亡きマロンを偲びながら、訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間47分 ◇難度: 易+++▼+難 (事前の調査不足で、登山口探しにもたつき、更に下山時、山頂下のコース表示板名がどこを示しているのか分からずにもたつき・・大いに反省です。 |
4時15分、出発。 圏央道〜関越道で北上し、6時30分に「渋川伊香保IC」を下りると残距離は25km。 国道17〜353〜145を西進して、中之条町先の東吾妻町を目指す。 (東吾妻町ではチラリと目についた「岩櫃城××→」道路標識に惑わされ「岩櫃城温泉」へ進むなど、無駄足を踏んだが・・) 7時50分、何とか「平沢一本松登山口」に到着。
登山口駐車場にはトイレがあり、周囲に「岩櫃城 真田氏上州の拠点 2016年NHK大河ドラマ「真田丸放送決定」」幟。 気温はマイナス2度で無風・快晴。 冬桜が咲いていた。 |
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7時52分、出発。 「岩櫃山登山口休憩所」先の「一本松登山口」を通過した先の「←岩櫃城本丸跡」「↑岩櫃山」三分岐は左の杉林に進む。 200m先で草斜面の「中城跡」は南を回り込みながら緩く上り、その先で「二の丸跡」を通過。 |
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8時6分、一段上がったところに大きな「本丸跡」標柱。 西に杉林を80mほど進むと「尾根ルート」と「沢ルート」分岐。 尾根ルートで上っていくと細尾根に「天狗岩」。(天狗の鼻のイメージ??) |
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先に下ると「←岩場あり」、「岩場を迂回→」標識の二分岐。岩場ありへ進んでみる。 岩を上り、岩壁を横切って岩場を通過すると「岩場迂回路」が合流し、「頂上へ→」標識に従う。 8時32分、再び、進路が二分岐して左:「←赤岩通り・郷原駅」、右:「山頂→」標識。 予定通り、今日は時計回りで周回しようと、「←赤岩通り」標識に従い、落葉を終えた自然林に敷き詰められた落ち葉を踏みながら、気持ちよく南へ進む。 |
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8時41分、直進:「↑旧赤岩通り(郷原駅)」、右::「郷原駅(赤岩通り)3.7km→」標識の三分岐。 (ガイド書には「赤岩通り(通行停め)」と書かれていたが、解除されたらしい。) ショートカットできる筈と、右の急斜面に進み・・、九十九折の擬木階段道で南斜面を急降下。 9時5分、170mほど高度を下げ、「潜龍院跡」標識地点まで降りると、先ほど別れた「旧赤岩通り」ルートが合流。 「潜龍院跡・・真田昌幸が武田勝頼を、迎えようとした御殿跡」看板横で小休止後、 |
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右上に「岩櫃山」の岩峰を見上げながら、簡易舗装路で緩く西に下って「古谷集落」を通過。 9時16分、「古谷T字路」は「密岩登山道→」標識に従い、150m先を右折して山に向かう。 9時25分、「密岩通り登山口」から再び、山に入る。 |
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100mほど上ると、クサリ場が始まった。 更に100mほど上に見える岩のコル目指し、岩稜の窪地地形をジグザグで上っていく。 途中、急階段の擬木階段に座って小休止。 上り再開。こんな地形によくコースが作れるものだと感心しながらジグザグで登っていく。 9時56分、尾根に上りあげ、「岩櫃山山頂→」標識に従い、大岩間を右に進み・・・、すぐ先、右の急坂は木の根をつかんで攀じ登り、次の左の岩に上る。・・と・・ |
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左前方の岩斜面にロープが見えたので、いよいよ「天狗の掛橋」・・と思ったが・・ 足先を見下ろすと・・ここが「天狗の掛橋」で凸凹表面の細い岩の橋!!。 危険範囲は3歩で渡れそうだが、足を踏み出すのに大いに躊躇。 岩下の妻には迂回路に進むよう言い、思い切って「天狗の掛橋」を通過。 |
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10時7分、「天狗の掛橋」先で迂回路の鉄梯子を上った妻と合流。 折角なので、私も鉄梯子を半分ほど下って「天狗の掛橋」の横からの姿をカメラに収め、 更に岩の痩尾根で山頂を目指す。 |
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短い、クサリ場をいくつか通過しながら「岩櫃山」の岩峰へ近づいていく。 |
10時16分、大岩下に開いた穴を通過し・・・・、 |
右に現れたのっぺりした岩壁はクサリと鉄梯子で上る。 |
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10時21分、「岩櫃山」岩峰下を左回りで進むと、足場が狭まり・・ |
妻にはすぐ下の巻き道をガイドし、私は岩にへばりついてなんとか通過。 10時23分、岩峰を北へ回り込むと・・ |
「↑山頂」標識が上を、「原町駅(沢通り4.2km)→」標識が北の岩山を指す三分岐。 |
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山頂目指し、最初は木の根を頼りに、その先はクサリで岩稜を上る。 10時27分、「岩櫃山802.6m」に到着!!。 まずは狭い山頂で記念写真を残し、360度の視界を楽しみ、周囲の山を撮影。 ●北西近くに「薬師岳」と「吾嬬山」、遥か先に「白砂山」。 ●南西の山並みの上に雪を纏った「浅間山」。 |
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南にはシルエットで「榛名山」。 |
北東下には7年前に訪ねた「嵩山」。 |
10時40分、展望を楽しみ、クサリ頼りで山頂下の三分岐に降りた・・が・・、 |
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北の岩山を指す「←原町駅」の表示名が「平沢一本松登山口」先の「群馬原町駅」を指しているのに思い至らず・・・ 往路の岩穴地点に分岐路があったような気がして、岩アナ地点へ戻ったが分岐路はなく・・・先ほどの三分岐が下山コースと気づき、再び山頂下へ戻る。 |
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10時54分、三分岐に戻り、「原町駅→」標識に従い、北の岩山へクサリとハシゴで上り・・・、 |
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振り返って「岩櫃山」を撮影。 |
山頂部分をズームで一枚。 |
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岩峰の谷間を縫いながら東へ下る。 中年登山者と交差し、途中、大きな切り株を見つけ休憩。ムスビを食べる。 |
更に岩峰の間をすり抜け、鉄階段を下り、岩の間を下っていく。 |
100mほど高度を下げ、「天狗の蹴上岩」を撮影。 すぐ右に尾根コースが近づいたが・・、 |