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埼玉県の「蕨山」ではこの季節、運が良ければ「イワウチワ」と「アカヤシオ」が同時に楽しめるらしいので月曜日の山行を決めた。 「蕨山」は多くの方は「名郷→蕨山→名栗湖」コースで歩いているが、私たちは車へ戻るため、上りは「名郷→人見入橋→人見尾根 (バリエーションコース)→蕨山」を使い、下山は「蕨山→名郷」の一般コースを採ることにした。
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2時50分、出発。 青梅市経由、県道23〜53で北上し、「入間川」添いの県道53を道なりに辿り、4時40分に「名郷集落」に到着し、バス停近くで「有料P」を見つけたが・・・、 今日は周回コースなので、車は林道終点に置こうと車を森に進めると、300m先の林道脇に駐車余地を見つけ そこを出発地に決めた。 気温は8度。 4時55分、出発。 先ずは舗装林道で「名郷」へ戻り、県道と並行する村道?で南東に進み・・、 |
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1kmほど先の「ひとみばし」先100mで・・ 5時16分、「人見入橋」袂に着き、右への砂利林道へ進んで150m先の「←奥秩父線31.32に至る」標柱に従い、右斜面への巡視路へ進む。この地点の標高は310m位。 登路は登山者が少ないコースのため、熊鈴を鳴らす。 |
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標高380m辺りで踏跡を見失ったので、強引に尾根を目指す。 標高430mで尾根に上り着いた先に赤テープがあり、後ろのピークに「鉄塔31」。「人見尾根」の尾根を辿ると山道が林道になり、これを辿り上る。 標高450m辺りで林道が山腹を辿るようになり、徐々に尾根筋から離れはじめ・・ |
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これではコースミスだと林道を戻って尾根筋へ上り直し、尾根の急坂を直登。 標高500m辺りで穏やかな檜林を進むと再び露岩の急坂を50m程、直登させられる。 6時28分、標高630m辺りでは暫くは平坦路。林床に馬酔木が増えた。 |
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標高690mで大岩横を通過。 6時47分、一段の高みで左へ方向を変え、緩く上っていくと西斜面にミツバツツジとアカヤシオが花を見せた。 次のピークを通過するとコース脇にもアカヤシオが花を見せるようになったが、既に盛りを過ぎたらしく落花が多い。 |
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7時2分、標高790m辺りを急登中、後続の妻が「イワウチワ!!」と叫ぶ。 標高860m辺りからまた急な上り。この急坂に数株まとまったイワウチワが増えた。 |
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7時26分、標高900m辺りの露岩と破砕石の西斜面に10mほどのロープ!!。 この斜面には「イワウチワ」の子株が多く散在しており・・・、この花の愛好者達が数年後の群生地化を目指し、育んでいるようにも思えた。 足元に注意して尾根筋を目指し、高度を上げていく。 |
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7時40分、檜林を抜け、「藤棚山」〜「蕨山」を結ぶ山道に合流!!。 合流地点の立木には「赤テープ」が巻かれ、「蕨山」方向への坂下を見ると、「←蕨山0.7km 藤棚山→」の登山標識が見えた。 |
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7時51分、アカヤシオに出迎えられ、地図に「展望台」と記された地点に上ると、「蕨山1033m」標識の山頂。 前回(12年前)、マロン連れでこの山頂を訪ねた時には1044mと記されていた標高は1033mに修正されていた。 北に向かい「山座図」看板が設置され・・ |
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近くに「大持山」、「武甲山」、「武川岳」、「伊豆ヶ岳」が記されて同定できたが、 それらの山の先に記された 「浅間山」、「榛名山」、「赤城山」「日光白根山」、「男体山」 は霞の中。 周囲の山腹にピンクの花色が散在して見えた。ムスビを食べながら展望を楽しむ。 |
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8時3分、西に見える「蕨山最高点1044m」を目指そうと西斜面へ下り、300m先の三分岐に着いたが・・・ 最高点には見ものが無いことを思い出し、「名郷3.2km→」標識に従い、北へ下山開始。 |
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標高940m辺りは露岩の多い急坂。 更に下っていくと岩場に「イワウチワ」が見られるようになった・・・が、900m以下ではイワウチワもアカヤシオも姿を消した。 標高860m辺りまで下ると、ミツバツツジが花を見せ始めた。 |
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標高750m辺りは段差の大きい岩場でロープに助けられ慎重に下る。元気な登山者と交差。 9時8分、標高670mまで下り、「名郷1.8km→」標識に従い、右斜面へ下る。 ヒノキと杉林で240mほど標高を下げ、 9時41分、車に戻る。 11時40分、無事帰宅。 |
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